最後にして最初の人類を観た
感想
Amazon Prime Meta Quest3 最近で見たため感想。
基本的には映像作品のような雰囲気で、20億年後の人類が現代の我々に語りかけるように、もしくは文化人類学の解説番組のように未来の人類種の末裔(しかし滅んでしまった)をナレーターが語る、という形式。
あらすじ
『最初にして最後の人類』は、遠い未来から現代の人類に向けて送られたメッセージという形で物語が展開されます。ナレーション(ティルダ・スウィントン)は、18の人類種が興亡を繰り返した後の、180億年後の人類の代表として語りかけます。
映画は、旧ユーゴスラビア各地に点在する巨大なモニュメント(スプメニク)の映像を中心に構成されています。これらのモニュメントは、未来の人類の遺跡として描かれ、その異質な形状と荒涼とした風景が、遠い未来の文明の壮大さと同時に、滅びゆく運命を暗示しています。
物語は、人類の進化の過程を辿ります。現代の人類(第一の人類)から始まり、様々な変異を経て、より高度な知性と能力を持つ人類種が次々と現れます。しかし、それぞれの種は、環境の変化、内戦、精神的な退廃など、様々な理由で滅亡していきます。
映画は、具体的なストーリーや登場人物を描くのではなく、詩的な映像とナレーションによって、人類の歴史、文明の盛衰、そして宇宙における人間の存在意義といった、壮大なテーマを探求していきます。
主な特徴
独特の映像美: スプメニクの巨大なモニュメントが、荒涼とした風景の中にそびえ立つ映像は、非常に印象的です。モノクロームの映像と、ヨハン・ヨハンソンの重厚な音楽が、独特の雰囲気を醸し出しています。
哲学的なテーマ: 人類の進化と滅亡を通して、文明の盛衰、時間、存在の意味といった、深遠なテーマが描かれています。
実験的な構成: ストーリーらしいストーリーはなく、詩的な映像とナレーションによって物語が進行していく、実験的な構成が特徴です。
ヨハン・ヨハンソンの遺作: 監督のヨハン・ヨハンソンは、映画の完成前に亡くなりました。この映画は、彼の遺作となりました。
この映画は以下のような方におすすめです。
実験映画やアート映画に興味がある方
SF小説や哲学的なテーマに興味がある方
独特の映像美や音楽に惹かれる方
映画というよりある世界観に基づいた映像作品(本質的には映像作品というよりは、音楽がメインでえ映像は世界観の引き立て役、という感じ)というもので、Meta Quest 3 で見たからかVRの大きいスクリーンで、ざらついた、しかし強烈な存在感にあふれ美しさを感じる白黒映像に見入ってしまった。
長いというレビューもあったが、毎日10分くらいで細切れで見たせいかそのような感想は抱かず、素直に世界観に浸る事ができた。
今まではPC画面で見ていたが、物理画面で見るよりMeta Quest で見るほうが没入感が高く、音楽の臨場感も高くて引き込まれた。
今後もVRホームシアターで色々見ていきたい。



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